このところ、ブログに書きたい衝動がしばしおこります。
その力を制作に向ければ良いのですが、抑えきれません(苦笑)。。
昔から文章を書く波と、絵画制作の波の両方がある人なので、
どちらかひとつにはならない性質のようです。
ところで、ナポレオン・ヒルって、あなたはご存知ですか?
私は毎日メルマガで、ナポレオン・ヒルの言葉を受信するようにしていて、
たまに読んだり、読まなかったり。。。20年くらい前から本も数冊完読しています。
その他にも沢山その手のメルマガがありまして、いろいろ読み比べると面白いものです。
成功哲学という分野、結構参考になることを教えてくれることがあります。
アーティストを志す人は、是非本屋さんで啓発本のコーナーに行って、探してみて下さい。
必ずどこでも平積みして置いてあります。
成功哲学って、そればかりでは浅いのですが、色々な本格的な哲学書を読む度に、
浅いのではなく、簡単に言いすぎる弊害があるのだと気づきます。
内容は哲学書とそうそう変わらないものです。
でも簡単に書き過ぎて、人に考える機会を失わせてしまう。
言葉が、右から左に聞き流されて行ってしまうのですね。。。(笑)
だから誰でも読み終わると、成功出来る気がするだけで、
まったく自分の力で考えようとしないから、
実はあまり効果がなかったりします(苦笑)
が、いいことは沢山書いてあるものです。
今日はこのようなことが書いてありました。
『「君にそんなことができるはずはないよ」とあなたに言ったのは誰ですか?
その人は、あなたの限界を定める資格を持つほど、大きな成功を収めたというのでしょうか?』
人生における経験を重ねるにつれ、
頼みもしないのに気前よくアドバイスしてくれる人たちというのは、
実は一番そうする資格のない人たちだということに気づくはずです。
忙しい成功者は、他人の生き方に口出しする気などありません。
彼らは自分自身の人生を生きることに忙しいのです。
失敗者たちは―― 二流の人たちと言ってもいいのですが ――時間を持て余しています。
そのような人たちは、あなたが失敗するのを見るのが嬉しくて、
あなたが少しでも一時的な失敗をすると、
すぐに「だから言ったじゃないか…」と口をはさむのです。
もしあなたに、「いま君が成し遂げようとしていることは不可能だ」とか、
「努力に値しないことだ」などと言う人がいたら、
いったいその人は、人生でどんなことを達成してきたのかを観察してみましょう。
きっと、たいしたことはしていないはずです。
成功者は楽観的です。
“ 人の失敗を喜ぶ人たちの言うことに、耳を貸すのではなく、自分自身の要求に従う ”
ことを以前から知っていたからこそ、成功の習慣が身についたのです。
「自分自身の要求に従う」これはすごく大切です!
私が以前から、「内なる自然との対話」と言っている、制作の秘密は、
このような単純な言葉と同根にあるものなのです。
しかし、この単純な言葉をしっかり考えて用いないと、副作用があるのですね。。。
それで、多くの人に成功哲学は効き目がないのでしょう。
私自身も、常にそういうことを自覚していないと、思わぬ落とし穴にはまり込んでいたりします。
さて、「自分自身の要求に従う」ことの落とし穴って、何だかわかりますか?
それは、自分の愛する、あるいは自分を愛する人の存在が、
しばしこの自分の最大の障害になるということなのです。
「君にそんなことができるはずはないよ」あるいは「君がそんなことまでしなくていいよ」
と、もし恋人が自分に言ったなら、あなたはそれをどのように受け止めるでしょうか?
「やっぱりそうよね、あなたの言う通り。。。」そうなっちゃいますか(笑)?
それとも「そんなことない!」って突っぱねても、
「君のためを思うから言ったんだ!君が苦しむのは耐えられない!」
って喧嘩になって。。。
あ、私は愛されている。。。まっ、今の生活のままで充分としておこう(笑)?
そんなことで、信念がやがて萎えて、しぼんで、あれは私のわがままだった。。。
なんてことにいつしかなるわけです。
芸術家を志すあなた!そんな甘いことでは、制作は続けられません!
って、私も実は自分に言い聞かせながら、これを書いています(苦笑)。
たとえ愛する人が、どんなに自分のためを思って言ってくれた言葉であっても、それに惑わされてはいけないのです。
そこで自分を失う人は、自分の思うように生きている事にはならないから。
愛する人と自分が一体であるとしても、そこで冷静に自己を見つめる。
そして、いつでも自己に立ち返り、個として自立したところから制作に立ち向かう!
女性のアーティストが、たくさん輩出されて来ていますが、ここが女性アーティストの最大の弱点!
そして実は、アーティストに限らず、自分の道を毅然と立ち向かって生きている女性も男性も、
皆同じように抱えている問題なのです。
愛されたい。。。でも頼りにできるのは、本当は誰?
愛する人を大事にしたい。。。。でも大事にするってどういうこと?
自己を確立するまでも大変なことですが、実は確立した後からも、さまざまな苦悩に翻弄されます。
人生楽ではありません。
そして、ここが重要なので、口説いようですが、もう一度書きますね。
「自分自身の要求に従う」!
こんな簡単なことが、なかなか身につかない。
だから繰り返し繰り返し、私も自分に言い聞かせます。
そして、決定的に身に付く方法はこれしかありません。それは。。。
「自分自身の要求に従う」そう考えられる自分と、そう考えさせてくれる周りの人々に、心から、しみじみと、つくづく「感謝」するのです。
真剣に悩んでいる人は、ここを何度も読み返して、
「自分は、感謝して生きているだろうか?」自問してみて下さいね。
感謝の気持ちがあれば、たとえどんなに自己を押し通しても、周りの人は理解し、協力してくれるものなのです。
「ドイツ語で思想という言葉 Gedanke は、
感謝する(danken)という言葉と、同じところから派生している」
と、かのハイデガーが教えています。
自己の思想を持ちたる者こそ、感謝なくして存在し得ない!
そのように私は実感しています。
さて、このように最近ブログを書いていますと、そんな話しを是非直接伺いたい、
一度会ってみたい、という依頼が寄せられていまして。。。。とてもありがたいことなのですが。。。
申し訳ないのですが、今のところはお断りしています。
大事なことはこのブログに書きますから、是非これを熟読下さいませ(笑)!
実は、私という存在も薬になる部分と毒になる部分の両方があります(薬とはそういうものなのですね)。
私は、子供の時から軽い自閉症気味であるからこそ、このような制作に向いているということ、
そして、「自分自身の要求に従う」ために、敢えて人との交流をなるべく避けるようにしています。
自己の存在を守るために、他人の存在を傷つけてしまうことが、ないとも言えないのです。
従って、会うことができる人というのは、かなり自己を確立している人に限定されます。
人との付き合いが、とても苦手です。
どうしても私の中に、欠陥がありまして、ままならないのです。
画家はそういうものだと許してもらえる職業とも言えますが。
しかし、ここが大事なところ。
無理なことはできないと認める。欠陥があってもそういう自分を受け入れる。
「これからの日本人は、皆、アーティストたれ!」
(いつもながら、古風で熱苦しくてすみません)
これからは、業種に関係なく、「自分はアーティストである」という自覚を持った人こそが、
この社会を動かして行きます。
そして、「私を尊重してくれないのなら、それはそれで結構!」
と、あくまでも自分の世界を守り通すことのできる人こそが、
これからは、より尊重されるようになるのです。
皆に良く思われたい、皆と仲良くしたい、誰かの意見を頼りたい、
そのような人は、この時代の転換期に取り残されてしまうでしょう。。。
以上、「これからは、皆が自分自身の要求に従う、アーティストの時代」そういうテーマで、
ブログを書きました。
それにしても熱いですね、残暑お見舞い申し上げます(苦笑)!
ではまた。
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