ワークショップ作品『望郷』が完成し、3日から長野県信濃美術館にて展示されています。
本日12日1時半から、作品の鑑賞会があります。
鑑賞会では、作品制作に使用したインクジェットインクの説明から出発して、東山魁夷館で日本画で使用する顔料絵具の話しや、魁夷館展示テーマ『冬の記憶』の展示作品に最も多く使われている青色の話しをする予定です。
『望郷』
2012-13
フォトコラージュ/ハッチング
和紙・インクジェット・アクリルガッシュ・キャンバス
130.3x97cm
今回の作品は、かなり参加者の方々の作品がはっきり見えるようにしながらも、一続きの絵画としてハッチングの筆で接合し、シュールな空間を楽しむ作品にしました。空や雪、雪解けの水辺を彷彿とするような景色に仕立てています。参加者の方々のそれぞれのコラージュ作品をなるべく前に押し出すように制作しました。
やねうら美術館講座参加者30名の皆さんのフォトコラージュ作品も展示されています。
どの作品がどのあたりにあるか探して楽しんで頂けます。