毎日夕方になると画廊から、個展に来廊された方々のご報告をメールで頂いております。
この場をお借りしまして、心から感謝申し上げます。
直接皆様にお礼のご挨拶が出来ず、心苦しく思っております。

そこで、長野のアトリエでの制作風景を動画でご紹介することに致しました。

普段絵画の裏側を見る機会の無い方が多いと思います。
キャンバスは、軽く、持ち運びしやすい、素晴らしいものです。

フローティング・キャンバスとは、側面にキャンバス釘が見えていないキャンバスのことです。
額縁を使わずに展示することの多い現代絵画は、ほとんどがこのように側面を見せても画面に影響しないような配慮がされています。

画材店でも、このような張り方でつくってくれるところもあるようですが、私の場合は膠塗りの生キャンバスを、自分の好みの張り工合に調整するために、自分でつくっています。

無垢のキャンバスを前に、これから始まる制作に意欲が一層掻き立てられます。
さて、どのような作品に仕上がるのでしょうか?