Archive for the '私の作品制作 ' Category

ご質問ースクラッチの制作方法

お陰様で、横須賀美術館での展覧会、 「川田祐子展 千年の翠」(~9月25日)も残すところ後1ヶ月弱となりました。 このブログのアクセス数もとても増えて来ています。 先日ブログの問い合わせフォームから、ご質問も頂きました。
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横須賀美術館でのご質問あれこれ

12日、13日に陸の孤島、横須賀美術館で、訪れる方々と交流してまいりました。 遠くは京都、浜松から、何年かぶりで再会した方々、 新しい出会い、思いがけない出会いに、心から感謝している次第です。 会場で様々なご質問を受けま
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展示解説ー彫刻性と画材

川田作品が大きいスペースで展示されると、必ず監視の目を潜って、 手で触る人が続出します。 「スクラッチの傷って、どうなっているの?」とか、 「キャンバスが膨らんでいるみたいに思うけど、大丈夫なの?」 「ここに何かが浮いて
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展示解説ーハッチングから油彩画へ

「千年の翠」展では、スクラッチからハッチングヘ、 そして油彩という変化を一同に見せることが出来ました。 これらの変化を比較できるというのも、今回の展覧会の見どころです。 前回、スクラッチ技法を使うようになったきっかけを書
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展示解説ー初期スクラッチ作品のこと

展示作業は、お陰様でとても順調に進み、 午前中に照明の調整も済ませることが出来ました。 北側展示室の大きなスペースの照明は、 吹き抜けの高い天井に開けられた北向き丸窓からの自然光が主体なので、 美術作品の照明として最適な
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千年の翠(せんねんのみどり)

花水木の花も終わりを迎え、豊かな緑に囲まれる季節になりました。 7月9日から開催の横須賀美術館での展覧会に向けて、 すでに作品集荷の準備が進んでいます。 展覧会のサブタイトルも決まりました。 私の思いつきで「千年の翠(せ
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制作の近況

昨年暮れの個展でのご支援や作品販売の収益で、 マルオカF200号特別仕様キャンバス木枠84240円、 クレサン社製極細目アブソルバン・キャンバス(210cmx5m)77436円、 筆 22本 28747円分、 シュミンケ
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新作小品展示中のご案内

朝は、アトリエの窓から、無花果の青い実りを眺めてはじまります。 昼間は、通り雨が多く、雨が過ぎた頃合いを見計らって、 瑞々しい草花の姿を探しに行きます。 夜は、秋の虫の音に囲まれて、筆が良く走ります。 めっきり、涼しくな
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道草展リーフレット

初夏を告げるカッコウがアトリエの外に、訪ねて来るようになりました。 前回の個展「空は知っている」から、あっと言う間に半年。 そして、今年は個展活動を開始して20年目の節目。 グループ展、個展を含めると83回目の発表となり
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小キャンバス作りー動画アップ

爽やかなお天気が続き、制作にも弾みがつきます。 北側の窓がある作品保管室でも、 ようやく作業が出来るようになりました。 冬の間は、冷凍庫になっていましたから...(寒) 春は空気も乾燥気味で、キャンバス木枠を気持ちよく組
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制作の近況ー2015年四半期キャンバス作品

昨日の午前中は、雪がちらつきました。 遠くの山の白い頂きから、大きな白雲が立ち上るのをずっと眺めていました。 日常のちょっとした細やかな機微は、 一瞬にして忘却のかなたに立ち去って行ってしまいます。 そういうことをひとつ
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制作の近況ー2015年四半期ドローイング

今年1月から3ヶ月の間に制作したドローイング作品をまとめてご紹介致します。 10枚連作「天翔る(あまがける)」 空を昔の日本人はどのように見上げたのか知りたくなって、 制作の合間に、古事記や万葉集を読むことがあります。
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ドローイングー素材と手法の研究

昨日、今日と雪が少しだけ積もり、まだまだ寒い長野です。 個展が終わってから、もう1ヶ月。 この間に、ドローイング制作をしていました。 紙の上で、久しぶりに新鮮な気持ちで取り組めました。 一昨年損保ジャパン美術館で発表した
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描かずに思い描く表現ー「山は動く」

17、18日の在廊中に、発表中の作品の内容や制作について、いろいろ語って参りました。 自分自身の制作のためにも、このブログに記録として書き残しておくことにします。 今回の個展で出品中の「山は動く」という作品は、 「今まで
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スクラッチ作品は、もう制作しないのですか?

個展が始まり、見て下さった方々からご質問、ご感想を頂いております。 ありがとうございます。次の制作に向かう大きな励みになっております。 作品を買って下さる方々や、 ご寄付を送って下さる方々のお陰さまで、 今週末に上京し在
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生のまま丸ごと噛りつくような制作

東京都心では、雨の影響で、野菜の価格が高騰しているとのこと。 こちらでは、近くの八百屋さんから買って来た地産の梨や大根は、 昨年よりもやや水分がわずかに多く感じられるものの、 価格はいつもと何ら変わらず、おそらく都心の半
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制作しながら問い続けることー無底の鏡

目が覚めて時計を見ると、3時45分でした。 しばらく夜のしじまにじっとしていると、 あたり一面、秋の虫の声に包まれていることに気づきました。 耳慣れたコオロギが主旋律のようになっていて、 しばらくうっとり聞き惚れていまし
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完成について

「作品は、どこで筆を止めるのですか?」 「どこで完成ということになるのですか?」 そういうことは、よく尋ねられることです。 いろいろな答えの仕方をして来たかも知れませんし、 その都度少しずつ答えが変化しているかも知れませ
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近況ーお取り寄せ・制作・読書ーそして信念

オレンジ色の胸を輝かせる、冬の渡り鳥ジョウビタキが、 春の訪れの前に、最後のお別れの挨拶に現われたのが先週。 今週に入って、長野もすっかり春らしい陽光に包まれています。 お陰さまで、アトリエ内部も一層充実した設備が整いは
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『クインテット展』出品作品ーその2『雲のアルペジオ』

雲のアルペジオ 2012 acrlylic gouashe on canvas 162x194cm ¥1,300,000- お問い合わせ:KANEKO ART TOKYO 『雲のアルペジオ』は、損保ジャパン東郷青児美術館
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『クインテット展』出品作品ーその1『風はみちびく』

早いもので、今年も残すところ1ヶ月となりました。 2月の個展に向けて筆を休めることなく動かす一方、その合間に 「今年はどのような年だったろうか?」 「去年の今頃は何をしていただろうか?」と振り返るこの頃です。 昨年は、近
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制作と私のヌミノーゼ(=聖なるもの)

8日に『クインテット展』の作品集荷が終わり、ホッとしたので、少し休むことも考えたのですが、 結局次の日から2月の個展に出品する作品を制作し始めました。 今はF3号2点、8号、30号の4枚を平行して制作中です。 1日の中で
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クインテット展集荷終了

本日お陰さまで、損保ジャパン東郷青児美術館の作品集荷が無事終了致しました。 美術館に19点を出品する予定ですが、その内の15点が今日出荷されました。 とにかく感慨ひとしおです。 この2年の月日の重みを感じているところです
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新作「NATURAL REVELATION」

イーゼルを取り寄せたおかげで、制作がはかどっております。 大作制作と平行して、小品が完成しました。 長野に来てから、 「自然は自己を投影する鏡」あるいは「現実は自分の潜在意識そのもの」 と実感するようになりました。 描い
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プロテストアート

昨晩、このブログサイトが突然開かなくなってしまいました。 何をしても真っ白な状態になっていました。 ご覧になろうとした方の中には、驚かれた方もいらっしゃったかもしれません。 私も記事が全部消されていたらどうしようかと一瞬
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ドローイング

下絵というものを必要としない制作をしていますが、 紙という材質の風合いにとても魅力を感じて極々たまにドローイングをすることがあります。 フランス製のアルシュという紙(特厚口:一番厚みのある紙)に墨のインク。 極細のつけペ
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自然の「意味」ー 制作経過

少しずつ秋が近づいて来るのを感じられるようになって来ました。 毎日空を見上げて、雲の様子を眺めています。 Yahoo天気には、雨雲の予報アニメーションがありまして、1日に何度もチェックしています。 自分の住んでいる地域に
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近況と今後の予定

残暑お見舞い申し上げます。 さすがに長野でも昨晩は、今年初めて寝苦しい夜でした。 今日も、かなり暑くなりそうです。 もうすでに制作室は31度になって来ました。 来年予定の展覧会に出品する作品を、今急ピッチで進めています。
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杖とリゾームと実存

先月、選挙に行った帰りに、目の不自由な人とすれ違いました。 その人は、少し遠くに見えました。 その存在に気付いた瞬間に「あっ、忘れた」と言うと、もと来た道を戻りはじめました。 投票券を忘れたようでした。 とても悔しそうに
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霞を食べて生きること、制作すること

今日からS100号の絵具層の刷毛塗りが始まりました。1度塗ると30分以上乾かします。その間に、本を読んだり、サイトで気になることを調べたりします。 今日はたまたま国分功一郎著の『暇と退屈の倫理』の序章が、朝日出版の編集ブ
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