「クインテット展を見て来ましたよ!」というお便り、メールが毎日のように届いております。
初めて私の作品をご覧になった方からの出会いの経緯や、ご感想も頂いています。
また、私の作品からエネルギーを受取り、
焼き物や絵画制作に打ち込んでいる方もいらっしゃるようです。

そういうお便りから、また私もエネルギーを受け取って、
目下個展出品作品の制作に勤しんでおります。

「励まされています」という言葉を沢山頂くようになりました。
いや励まされているのは私なのに...。
不思議だなと、そのことをよく立ち止まって考えることがあります。

そして、
「ご支援を受けるとは、逆に支援をしていることになっている」
「作品を買ってもらうということは、逆にその人の価値を買っていることになる」
そんなことにある時気づきはじめました。

それはなぜだろう?と未だに理由はわかりません。
しかし一つわかることは、そのバランスが保たれている限りは、
すべて物事が上手く行くということです。

それを互いに自覚出来なければ、バランスが崩れて、
私はこの2年間を制作だけで過ごすことは出来なかったことでしょう。

そのバランスを持ち得る関係の人に出会わなければ、成り立たないのも事実です。

しかし、その人を探し当てることは、
また逆に自分に出会うこと、自分を知ることでもありました。

そして、正直な自分になるしか今のところ方法がみつかりません。
自分のことを、このブログを書くことで、作品制作をすることで、
自分が正直で透明になって行ったような気がします。

自分を信じた分だけ人を信じられ、その気持ちで接した関係から、
互いに大きな糧を分かち合えるような気がしています。
決して、一方が犠牲になったり、恩を着せたりということにはなりませんでした。
それは自然な成り行きを大切にしたおかげです。
ブログを読む人や作品を観る人に判断を委ねて、決して無理強いをしなかったからです。
人間の恣意的な力をもし使っていたら、こうはならなかったでしょう。

これは言ってみれば、当たり前のことなのかもしれませんけど...。
鳥や花は、これを普通のことにして生きているのでしょう。

しかし、人はなかなか自分に向き合うことが出来ず、
誰か別の人によって動かされ、他との比較や世情に流されてしまい、
この感覚を使って生きることに勇気を持てないものなのかもしれません。

その結果、自分のその能力を試すことなく、一生を終わってしまうことの方が多いように思います。

このようなご寄付を募りながら、この2年間様々なことを考え,感じながら制作が出来ました。
振り返れば、尊い時間だったように思われてなりません。
ずっとこのままの透明な気持ちで制作を続けたい、これが今の正直な気持ちです。

神奈川新聞の下野綾氏が1月27日文化欄に、
クインテット展並びに出品制作のために行った私の寄付活動を、
端的、明快にご紹介して下さいました。ありがとうございました。

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送って頂いた画像を掲載致します。

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神奈川新聞1月27日文化欄(下野綾氏)
神奈川新聞1月27日文化欄(下野綾氏)